"闇を司るドラゴン、ディアボロス。劫魔節という共通の敵こそ存在するものの、彼が人間を盟友とみなしたことはただの一度もなかった。何世紀もの間、ディアボロスの棲む山に足を踏み入れた者はただの一人もいなかかった。少しでも近寄った者がいれば彼の息吹に見舞われ、永遠の闇へと葬り去られるからだ。しかしディアボロスは、ベガリア軍に与したことで彼と対立した光の伝説のドラゴンとの戦いに敗れて命を落とした。それ以来、ディアボロスを見た者はいない。他のドラゴンを含め、ほとんどの人が彼の存在を永久に消え去ったものだと思っていた。だがあの戦いで彼が迎えたのは死ではなかったのかもしれない。それは彼にとって、人生の新たな始まりだったのかもしれないのだ。"
"彼の名はクレッセント、とても幸せなドラゴン。あるいは、幸せだったというべきか――生まれてからのことをクレッセントはあまり憶えていない。初め、闇があった。次に見たのは、ルナとソラスと白い髪の女の子だ。そして大好きなブドウも!ブドウと素敵な仲間に囲まれていたら、幸せに決まってるよね?だがある日を境に全てが少しずつ変わっていった。クレッセントは内に潜む影のような何かが目覚め、囁くのを感じていた。お前はこうしているべきじゃない。思い出せ、と。どうすればいいのか、クレッセントにはわからない。思い出してしまったら、もう幸せな時間は戻ってこない予感があった。"
"ディアボロス…内なる声がクレッセントに何度も囁く。ディアボロス…汝の名はディアボロス…クレッセントはそんなおどろおどろしい名前を望んでいない。そんな自分に不釣り合いな、呪われた歴史を背負った名前なんていらない。しかし、ルナやソラスと過ごした日々は、彼が背負う闇の前ではちっぽけで儚いものに感じられた。仲間を守りたい。いつまでも彼らと一緒に過ごしていたい。でももし彼が本当にディアボロスだとしたら、もし彼の内に潜む闇がある日突然姿を現してしまったら……それでも二人は、自分の傍にいたいと思うだろうか。"
N
"攻撃"
"アンガーギフト"
"レイジブラスター"
"ライフドレイン"
"アンガーリベンジ"
"攻撃力アップLv3"
"刀狩りLv3"
"最大HPアップLv3"
"免許皆伝:大剣"
"フリップギフト"