"幼少時から犯罪に加担する者は悲劇的な過去を持っていることが多いが、エルミナの過去は特に悲惨だ。元はハイメリアに住んでいた浮浪児だったが、グル・グリムの宣教者の甘い言葉に踊らされ、希望も救いもない人生から解放されるために深淵の神に忠誠を誓ってしまう。その結果、自分の意思の自由すら失ってしまった。深淵の支配から抜け出せた今、彼女は二度と自分の意思を他人に預けはしない。誰もがグル・グリムのように、彼女を道具のように扱おうとしているわけではないのは分かっている。だが何のために戦い、手を汚すのかはあくまで自分で決める。正義のために戦う仲間たちと共に、エルミナは今日も自分の信念に従って戦える自由を嚙みしめている。"
"「エルミナママ!上着の破れた所を直したよ!」「悪いな、後で自分でやろうと思ってたんだけど…」「でもママは新しい友達の皆と色々忙しくて、疲れてるでしょ?これくらいは任せてよ!」「ありがとう。でも心配ないよ。あの手間がかかる問題児どもの子守りと比べると、ちょっとした家事なんてむしろ楽なくらいさ。そもそもなんで上着が破れたと思う?」「友達たちと遊んでて破けちゃったの?」「そうさ。あいつらと一緒に、槍を持ってやんちゃな奴らと遊んでいたのさ…。…ところでお前たち、夜は絶対一人で出歩いちゃだめだ。あたしとの約束だよ!」"
"洗脳されている間にやったことの責任をエルミナに求めるのは酷だろう。赤竜騎士団も彼女の過去の罪状について詳しく追及する気はない。それでも、眠れない夜には思考が当時の記憶に引き寄せられてしまう。彼女は今でも殺めてしまった者たちを一人残らず鮮明に覚えている。その恐怖で歪む表情、その血で濡れる自分の刃。かけがえのない誰かの命を奪ってしまったというおぞましい感覚。意思があろうがなかろうが、自分が人殺しであることには変わりはない。子供たちを助けたり、新たな仲間と共に正義を成したりしたところでエルミナの罪は消えないかもしれない。それでも彼女は立ち上がる、忌まわしきグル・グリムが望んでいるものとは真逆の世界を作るために。"
"攻撃"
"ステルスブラスト"
"影分身"
"シャドウエンター"
"シャドウリジェネ"
"闇耐性Lv3"
"最大HPアップLv3"
"攻撃力アップLv3"
"免許皆伝:大斧"
"ステルスストーム"
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