"ベガリアの最北端の山の奥深くには秘密の教団が存在し、神官達がそこに棲まう。その存在を知る者は少なく、彼らが棲まう場所を知る者となるとさらに限られてくる。遠い昔、クロノスは彼らの先祖に時を操る力を授けた。エルデで時を操れるのは彼らだけである。もしも時の魔法を使える者が大勢いたら、世界は混沌のパラドックスに陥り、歴史そのものが無意味になるからだ。クロノスの神官達は世界から隔絶され、中立的な立場で時間の流れを見守る義務を負っている。そこでの暮らしは平穏で、心配することは何一つない。多くの神官にとって不満となるものはない。だが、好奇心旺盛なジェミアがただの観察者で終わるはずがなかった。"
"聖堂から飛び出した末に惨劇を招き、悲劇の末路を辿った神官の物語。ジェミアはこのような伝承を聞いて育った。年長者は若い神官に掟を順守させるため、この教訓話を語った。だがジェミアはそのような話に動かされるタイプではなかった。彼女とて中立でいることの重要性は理解している。時を観測する役割を持つ者は、エルデの他のどんな人々よりも大きな責任を負っている。しかし、いかなる場合でも彼らが世界に干渉できないならば、いかなる責任も、果たすことができないではないか。だから、ジェミアは逃げ出した。彼女が逃げたのは課された責任を放棄したかったからではない。むしろその力を本当の意味で意義あるものにするために、彼女は一歩を踏み出したのだ。"
"攻撃"
"ブロック"
"タイムドレイン"
"クイックギフト"
"アイアンハート"
"攻撃力アップLv2"
"斧耐性Lv2"
"最大HPアップLv2"
"免許皆伝:メイス"
"スタンエンター"