"卯ノ花七美。士那乃女学院の卒業生で、「戦闘術」の教師。「女神の速さ」を授けられた巫女。「迅雷の玉兎」という二つ名はコトネが勝手に呼んでいるだけのものだが、ナナミ本人も密かに気に入っている。実直かつ明朗な性格で、生徒時代からみなに好かれていたナナミ。しかし、粗暴なところがあり成績も良くはなかったため、自分が教師になる未来は全く想像していなかったという。それでも天性のポジティブさで今の状況をも前向きに捉え、教師生活もなんだかんだで楽しんでいる。レクイエムを有利に運ぶために多くの巫女が自らのギフトを明かさない中で、ナナミの「速さ」という才能は学院の誰もが知っている。彼女の太刀筋は、誰もその眼に捉えることができない。「私は逃げも隠れもしない。私と戦いたいならば訓練場に来るがいい。いつでも受けて立とう」"
"女学院の生徒はみな、ナナミに兎のような耳が生えているのを、女神がもたらした才能によるものだと考えている。その耳によって彼女が幼い頃から教団から目を付けられていたことは確かだが、才能が特出しすぎているばかりにそれが身体特徴として現れてしまうのは、巫女に限った話ではない。五歳のナナミは心優しい少女だった。彼女はある日、車に轢かれそうになっている子犬を見て、道路に飛び出した。その様子を見ていた者はみな、哀れな少女と子犬が命を落とすのを覚悟した。しかし彼女は一瞬のうちに子犬を拾い上げ、制御を失ってそのまま道路を横断すると、どこかへ姿を消してしまった。彼女が巫女として覚醒した瞬間であった。ナナミはその夜、その道路から遠く離れた高架下で、子犬を抱えたまま眠っているところを保護された。見知らぬ場所で迷子になったにも関わらず彼女は笑顔を見せ、この子と一緒だったから何も怖くはなかったと、あっけらかんと言ってみせたという。"
"攻撃"
"タイムブレイカー"
"サバイバルブロウ"
"ブレイブアーマー"
"スタンリベンジ"
"最大HPアップLv2"
"スタン耐性Lv2"
"攻撃力アップLv2"
"免許皆伝:大剣"
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