"別の世界では、ルーサー=フォン・ドラクロワは赤竜騎士団を先祖から受け継いでいた。しかしこのレクイエムの世界では、赤竜機関を設立したのは彼自身だ。彼は優秀な人物であり、その遺伝子を受け継がせるため、同じように優秀な女性と結婚した。そして長女のアストリッドは彼の期待に応える優秀な娘に育った。ルーサーは、これから生まれる子供はアストリッドさえ越える逸材に違いないと信じて疑わなかった。だがその期待は裏切られることになる。妻は次女、のちにアナスタシアと名付けられる赤ん坊を産むと同時に他界。彼女は他の世界では母親と共に死ぬ運命にあり、生まれてこられないはずの少女だった。パンドラ世界の技術だけが彼女に運命に抗う術を与えたのだ。生きるために。"
"エクスマキナ、それはルーサーが赤竜機関の研究所で開発した兵器。目に見えないナノマシンの雲を使うことで、エクスマキナの使い手は巫女に匹敵する力を得られる。だがその発明だけでは彼は満足しなかった。昏睡状態で治療を受けていた幼いアーニャの脳は、ルーサーが見たこともないような可能性を秘めていた。彼はアーニャの命を危険に晒して彼女の脳を運命の力を記録し、操作する生体量子コンピューターへと改造した。幼いアーニャは父が自分に何をしているのかを知らない。生き延びれば最愛の姉アストリッドに会える、それだけが彼女にわかることだった。"
"何度命の危機に瀕したか、アーニャにはわからない。自分の体が弱く、父の治療によって辛うじて命を繋いでいることは知っている。彼女の脳には、最先端の試作品である特殊なエクスマキナが埋め込まれており、無理をすれば昏睡状態に陥ることも知っている。でも生きなければお姉ちゃんに会えない。病院での生活は孤独だ。自分で展開したシールドや、自分で召喚したドローンと友達になってみたりもした。しかし、シールドもドローンも、頭をなでたり抱き締めてくれたりはしない。家族の代わりにはなってくれない。家族になってくれるのはアストリッドだけ。彼女は必ず待っている、外の世界のどこかで。"
"クイックアタック"
"ブロックモード"
"アベンジドレイン"
"サベイジバースト"
"アイアンハート"
"雷耐性Lv3"
"最大HPアップLv3"
"攻撃力アップLv3"
"免許皆伝:槍"
"オートバリア"
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