"「最近ここで暴れている"魔刃"のノーザというのは貴様か!」「…なんだおまえは」「我が名はマティウス、人呼んで"極炎"のマティウス!少しでも腕に覚えのある者を手当たり次第襲って名を上げようとしているみたいだが、このマティウスが来たからには貴様の狼藉もここまでだ!貴様に勝負を申し―――ぐ、ぐぁああっ!」「御託が長い。戦うつもりなら黙ってさっさと仕掛けてこい。…ふ、もう聞こえないか。」"
"地域を転々としながら、行った先々で名のある戦士に戦いを挑んだ。すでに実力は神域に差し掛かっており、ほとんどの勝負は一方的な勝利に終わった。稀に劣勢になったときは、すかさず撤収して後日また勝負を挑む。そしてそれを、勝利するまで繰り返す。戦った相手は容赦なく斬り捨てた。真の力とは生死を超えた先にある。相手の躯を目の当たりにするたびに、自分が強くなっていくのを実感した。まだ足りない。俺はまだ強くなれる。強くならなくては。さらに強い戦士に打ち勝たなくては。ひたすら貪欲に更なる力を追い求める、幼少時に刻まれた無力感から逃げるがごとく。"
"強者を打ち倒しながら西方大陸をおよそ踏破したノーザ。彼が旅の終着点に定めたのは、エターナルの撃破だった。伝説上の英雄達でも完全に倒すことができなかった至強の存在。勝利すれば、自分こそが最強だと証明できる。前回の劫魔節からまだ幾許も経っておらず、眠りに就くエターナルを探すのは困難を極めた。だが、運命の悪戯か、エターナル自身の意思か。旅の果てにノーザはエターナルを見つけ出した。劫魔皇帝は休眠状態でも強大だった。ノーザはなす術もなく敗北した。死の淵のノーザに、エターナルは二つの道を示した。か弱く脆い人間として、無力感に支配されながらこのまま朽ちていく道。魔族に生まれ変わり、劫魔将として永劫の忠誠を誓う道。かつてのアルゲンツォの囁きが脳裏に浮かんだ。福音のように響いた魔剣の誘い。迷う理由など、どこにもなかった。"葬剣"となった彼が得たのは全てを葬る強大な魔力と、不死の力。彼は全能感に満たされながら深く安堵した。もうこれで、「彼女」のように惨めに命を落とすことはない。……「彼女」が誰なのかは、もう思い出せなかった。"
"カウンターブロウ"
"タイムブレイカー"
"レイジスタン"
"サバイバルブロウ"
"カウンターハート"
"槍耐性Lv3"
"最大HPアップLv3"
"攻撃力アップLv3"
"免許皆伝:斧"
"リジェネ"
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