"ヒビキにはなぜ鬼の角が生えているのか?巫女が身体に持つ身体的特徴の多くは、その人物の才能や性格を表している。多くの者は、ヒビキの角は彼女の打算的で嗜虐的な性格を表しているのだろうと考えている。飄々とした態度の裏で人々を操り、女学院を支配してレクイエムに勝利しようとしているんだろうと。しかし当のヒビキは何を思われようとどこ吹く風だ。むしろ、都合よく利用している。どうでもいい人間は自分を怖がって勝手に近寄らなくなるし、好き勝手に過ごしても誰にも咎められない。それに、本当に大切な人はみな、自分のことを理解してくれている。それ以上望むことなど、ほかにあるだろうか?どんな姿であろうとも、すべてがきっと上手くいく。星ひとつ空に浮かばぬ雨の夜でも、きっと「あの子」があたしを見つけてくれるから。"
"教団はそれぞれの巫女が発見された順番を記録しているが、あまり意味のある情報とは考えられていない。早く覚醒した者が有利なわけでもなければ、強力なギフトを授かっているとも限らないからだ。しかしそれでも、最初に発見された巫女の名前は世界中で知れ渡っている。姫野響。鬼の角を持つ少女。ヒビキが女神から与えられた力が何なのかについては、様々な憶測が飛び交っている。戦いの強さから、「女神の武力」ではないかと考える者。授業をほとんどサボっているのに成績が一番であることから、「女神の知恵」ではないかと考える者。あるいは……これほど多くの才能に恵まれていることから、「女神の運」ではないかと考える者。巫女の中には、巫女として覚醒する直前にヒビキの姿を見たと言う者がいる。それが何を意味するのか、知っているのはヒビキ本人だけだろう。"
"巫女は本来、十八歳の誕生日を迎えることはできない。その前に百人目の巫女が覚醒し、レクイエムが始まってしまうからだ。百人の巫女が殺し合い、生き残った一人が次なる女神として天に還り、世界は百年の平和を享受する。それがこの世界でずっと続いてきたサイクルである。しかし、今回は違う。百人目の巫女は未だ見つからず、巫女の中にはすでに二十歳に到達している者もいる。そのため、巫女を隔離するために創設された士那乃女学院では、卒業後の彼女たちの進路を用意する必要に迫られた。巫女たちの選んだ道は様々だ。ナナミやレナのように、教師として女学院に残った者。女学院の近くの町に住み、仕事をしながら暮らしている者。巫女である限り女学院から遠く離れることは許されないが、それでもみな、それなりに自由に生活を送っている。一方、ヒビキはというと……まだ高校二年生。十八歳なのに?「留年とかぜんぜん、気にしてないよ? 楽しいことは何回でも楽しんじゃえってのがあたしのモットーだし! それに……女神サマがくれたありがたーい巫女の運命のおかげで、将来の心配とかは、しなくていいみたいだからさ」"
N
"バーンアタック"
"アンガーバーン"
"バーンストライク+"
"ヴォイドドレイン"
"バーンアーマー"
"攻撃力アップLv3"
"最大HPアップLv3"
"槍狩りLv3"
"免許皆伝:大斧"
"ヴォイドスタンガード"