霧の向こうに見えるのは、あれほど探していたU社のロボトミー支部だった。本当にあれが支部なのか聞き返したくなるくらいの、奇妙な白い粘膜が支部全体を覆っているということを除けば…私たちの進捗は悪くないような気がした。