「羅浮」仙舟の星槎管理及び検査は主に天舶司航事部が担います。航事部は『星槎の安全検査に関する規定』、『星槎の法定検査技術に関する規定』などの関連条例に則り、停泊する星槎に対し抜き取り検査を行います。同時に、星槎の所属地で年次検査を実施し、仙舟の星槎航路及び航事関連施設の正常運行を保証し、仙舟人民の命と財産を守るため尽力しています。
星槎の安全検査を行う際、当司は星槎の海事年次検査報告を参考に、検査の詳細度を調整します。年次検査報告と登録情報が不十分の場合、天舶司は星槎の種類、建造時間、大きさ、総トン数、出力などの方面から適用規定を確認し、それに基づき安全検査案を制定します。
全ての星槎は、安全検査に合格すれば、その場で『天舶司星槎監督検査報告』を発行されます。検査データは星槎監督管理システムに登録されます。
(一)入港する星槎の責任者は仙舟の星槎監督管理システムで、船級検査の登録情報及び当司の年次検査を受検しているかを確認してください。『仙舟星間貿易規制条例』で禁止されている、または当該規制に収録されていない貨物を運輸している場合、監督管理システムで申告、登記してください。
(二)星槎監督管理システムの個人ページを開き、「最近の申告」から星槎の情報を確認してください。「審査通過」が表示されていれば、安全検査ページの「ルート」画面を開き、ナビゲーションと音声通知に従って渡し場へ向かい、船舶登記及び仙舟臨時通行証の申請を行ってください。
(三)「最近の申告」で星槎を確認して、「渡し場照合中」が表示された場合、ナビゲーションと音声通知に従い、渡し場へ向かいシステムの照合をお待ちください、照合が完了次第、「羅浮」仙舟の臨時通行証を発行します。
(四)「最近の申告」で星槎を確認して、「船舶検査」が表示された場合、天舶司の安全検査チームが船舶へ検査に向かいます。停船して船員適応証明など必要な証明書を用意してください。
(五)船舶検査の途中、『仙舟星間貿易規制条例』で禁止されている、または当該規制に収録されていない貨物を発見した場合、流雲渡しの税関で一時差し押さえます。そして貨物の種類に基づき相応の税金を徴収し、航行禁止の処罰を与えます。三ヶ月以内に再度条例を違反した場合、天舶司の星槎監督管理システムは星槎の所有者を永久的に除名します。
(六)船舶検査の途中、星槎に規定に反する不正改造を確認した場合(船室の改装及び拡大、間仕切りの撤去など)、または船舶の設備が消防、安全の基準に満たない場合(エアロゾルスプレー、酸素隔離パックなどの設備を定期交換していない)は、欠陥を明確に指摘し、相応の改善要求書を発行します。そして改善要求書に従い船舶を整備してください。次の入港時、同じ安全問題が確認された場合、天舶司の星槎監督管理システムは星槎の所有者を永久的に除名します。
(七)渡し場で登記を終えた後、流雲渡しで全船員の保安検査を行います。全船員の船員適応証明と臨時通行証を用意してください。具体的な検査規範は、星槎監督管理システムで確認するか、渡し場で天舶司の職員から通知されるのをお待ちください。