※「掲示板には丁寧に切り抜かれた『水晶日報』の記事が貼られている」※
建創紀元
夜間外出禁止令を敷いたあと、大守護者タチアナは『水晶日報』にこの禁止令公布の実情を明らかにした。ベロブルグの外には生命の痕跡が殆どないため、シルバーメインは長い間、都市の出入り口の警備を怠っていた。最近、多くの市民が都市内で氷原オオカミの姿を見たと通報し、ベロブルグの温暖な環境が、耐寒種の移動を促したと考えられている。今回の目撃情報を受け、シルバーメインは外出禁止期間中、約
大守護者タチアナは、午後6時から翌日午前6時まで、警備を担当するシルバーメイン以外は、許可のない外出を禁じると再度強調した。また、氷原オオカミの情報を隠したり、匿ったり、それらに餌を与えたりすることも禁止とされており、違反した者は、その責任を負わされるだろう。