Archivum 崩壊:スターレイル

バリア識別端末の攻撃記録

※この間宇宙ステーションが受けた攻撃の記録を全てここに記す※

攻撃記録:

記録000237:デブリが応急部分の外部電離網に衝突、システムによる自動修復完了、フィードバックの必要なし。
記録00023818号巡行ルート、生命維持部分のレーダーが異常電波を検知、報告、防衛課に対処を要請。
記録000238 フィードバック:防衛課の確認によると、当該電波に異常なし、原因は奇物実験と判明。
記録000241:ベース部分-バランシング部分-ベンチレーター運行状態異常、風速が設定値の140%に増加、防衛課に対処を要請。
記録000241 フィードバック:ベース部分-バランシング部分-ベンチレーターの安定性が低下、一時停止した。
エイブラハム:このベンチレーターの杜撰な設計はステーションの不手際である。味方に対しては威張り散らすのに、外敵の前ではそよ風しか出せない!
記録00024342号巡行ルート、ベース部分のレーダーが異常電波を検知、報告、防衛課に対処を要請。
エイブラハム:災い、災いの始まりだ。42号は災いの代名詞だ。もしあの時に斥力ブリッジを起動していたら、これ程の命が散る事はなかったのだろうか?はは、私は何をしているのだ、仮設か?白昼夢か?
記録00024419号巡行ルート、収容部分のレーダーが異常電波を検知、報告、防衛課に対処を要請。
記録000245:2号巡行ルート、主制御部分のレーダーが異常電波を検知、報告、防衛課に対処を要請、優先度を<高>に変更。
記録000246:警告!ベース部分外部1号区域の電離網が正体不明の攻撃を受け、自動修復不可能。
記録000247:警告!ベース部分外部1号区域の電離網が無効化、自動修復不可能。システムは斥力ブリッジ起動のメッセージを自動送信。
記録000243 フィードバック:防衛課がベース部分に到着。
エイブラハム:若き青年たちよ、その時はまだファイアウォールの誤報だとでも思っていたのであろう!それが蝗害のような襲撃だなんて誰に想像できたか?はぁ…243号は彼らの命の終着点であり、災いの始まりなのだ……
記録000248:警告!外部からファイアウォールへの侵入を試みる行為を検知!システム防御レベルを<戦時状態>へ
記録000249:警告!ベース部分が正体不明の外部攻撃を受け、宇宙エレベーターのドアが変形。
記録000250:システムは全面防御状態を起動、全スタッフは速やかに避難してください!
エイブラハム:所長の指揮は見事だった、少なくとも、彼女にはこの災いが私たちに与えた悪影響を償おうとする意志がある。しかし私はよくこう考える。私は避難できず、あの野蛮な獣たちに踏みつぶされていたのなら…私を覚えてくれる人はいるのだろうか?
……
記録135298:ベース部分-72号実験室の外部廊下が崩壊。
エイブラハム:廊下が崩壊、薄っぺらい5文字だ。
記録135299:ベース部分-98号コレクション仕分け室のエネルギー供給が外部より切断、応急設備を起動し供給再開。
……
記録142854:反物質レギオン、第7波の攻撃-収容部分廊下の全エネルギー供給が切断、一部の部屋はショートが発生し開閉不可。
記録142855:反物質レギオン、第7波の攻撃-収容部分の宇宙エレベーターが損壊、入り口に爆発が発生。
記録142856:反物質レギオン、第7波の攻撃-ベース部分の24号廃物処理室が発火、スキャンの結果、生命反応なし、消火プログラムを起動。
エイブラハム:142856の次には必ず142857がある、バリア識別端末の数字が変化する度に命が散ってゆく。次は私なのだろう、だがその時はいつ訪れるのだ?
温明徳:権限を変更——エイブラハムのバリア識別端末記録閲覧権限を一時制限する。