星の川は上から下に流れ、才ある者は上流にいる。塵界の色は知らぬが、同僚の優雅さを羨む。あんなに穏やかで優しかったのに、こんなことになってしまって、とても傷ついた。凌雲の昇るがごとく、塵埃に入るを免れず。魈魅の痕跡を細かく聞くも、ただ収容の片隅ばかりを見る。鉄靴が不世を踏破し、三堂の奥を問うを待つ。これと与して謀を行うことを憂う。皎皎として独立するにしかず。他日振り返れば、自ずと星の輝きが道を照らさん。伏堂空境解語人